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スマートシティプロジェクト

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「スマートシティ」って知っていますか?このマガジンでは、鎌倉のスマートシティの取り組みを発信していきます!
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#市民参加

デジタルから見た世界のまちづくり/台湾に行く~気軽な「いいね!」から創り出される新しい政策

デジタルから見た世界のまちづくり/台湾に行く~気軽な「いいね!」から創り出される新しい政策

こんにちは、政策創造課スマートシティ担当の松村です。

これまで「デジタルから見た世界のまちづくり」と題して、「decidim」(バルセロナ/スペイン)や「Omastadi」(ヘルシンキ/フィンランド)といった、世界で先進的に導入されている市民参加のためのオンラインプラットフォームを見ていきました。

2つの記事では、ヨーロッパの取組をご紹介しましたが、実はアジアでも既に導入が進んでいるんです。そ

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デジタルから見た世界のまちづくり/フィンランドに行く~ヘルシンキ市役所に市民からの提案が次々に届くわけとは

デジタルから見た世界のまちづくり/フィンランドに行く~ヘルシンキ市役所に市民からの提案が次々に届くわけとは

こんにちは。政策創造課スマートシティ担当の松村です。

前回の記事では、市民参加のためのオンラインプラットフォームが世界に広まるきっかけとなったバルセロナの「decidim」について紹介しました。decidimは、「まちのことは自分たちで決める」といったバルセロナ市民の「自主性」が表出したオンラインプラットフォームでした。

今回の記事では、世界幸福度ランキング6年連続1位の国、フィンランドで運用

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デジタルから見た世界のまちづくり/バルセロナに行く~世界に広まった市民参加のためのオンラインプラットフォーム「decidim」が意味する「決める」とは

デジタルから見た世界のまちづくり/バルセロナに行く~世界に広まった市民参加のためのオンラインプラットフォーム「decidim」が意味する「決める」とは

こんにちは。政策創造課スマートシティ担当の松村です。昨年度からnote記事のライティングを始め、今年で2年目になります。

note記事を作る際は、いつも市役所の広報戦略ディレクターを務める林さんに相談して、どういった内容にするか打合せをしているんです。今回の記事を作成していく際の打合せで、「THINKを意識して記事を作るといいよ」と教えてもらいました。なるほど!と思いましたので、ちょっと紹介しま

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まちの悩みごとを地域で共有して解決!市民参加型共創プラットフォーム始動!

まちの悩みごとを地域で共有して解決!市民参加型共創プラットフォーム始動!

お久しぶりです。政策創造課スマートシティ担当の松村です。
政策創造課から記事としてnoteに投稿するのは3月以来ですから、3ヶ月ぶりですね。

さて、最近「持続可能性」という言葉をよく耳にしませんか?英語だと、Sustainability(サステナビリティ)という言葉です。
環境、社会、経済の側面から、将来にわたって現在の社会の機能をきちんと継続していくためのシステムやプロセスのことを指します。

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【後編】導入ではなく、共創するスマートシティサービス~あなたの声がサービスを創り出す~

【後編】導入ではなく、共創するスマートシティサービス~あなたの声がサービスを創り出す~

前回の記事では、2022年度のリーディングプロジェクトとして位置付けている2つのテーマのうち、「防災・減災を起点とした複数分野の連携」に関する取組についてご紹介しました。

今回の記事では、2022年度のもう1つのリーディングプロジェクトのテーマである「市民目線の暮らしやすさ」に関する取組について紹介していきたいと思います。

「暮らしやすさ」って聞かれた時、何を思い浮かべますか?

さて、ここで

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【前編】導入ではなく、共創するスマートシティサービス~あなたの声がサービスを創り出す~

【前編】導入ではなく、共創するスマートシティサービス~あなたの声がサービスを創り出す~

「リーディングプロジェクト」って知っていますか?

皆さん「リーディングプロジェクト」って聞いたことありますか?
実は、2022年3月に策定した「鎌倉市スマートシティ構想」の中にも、このリーディングプロジェクトがあります。

「リーディングプロジェクト」の意味は「事業を進める上で核となり、先導的な役割を果たすプロジェクト」。つまり、本市のスマートシティの取組にも先導的な役割を果たすプロジェクトがあ

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