おウチの前でごみ出しピック~ごみの戸別収集、Yes or No あなたはどっち?
こんにちは、広報戦略ディレクターの林です。
これから全4回にわたって、環境部ごみ減量対策課が推進している「戸別収集」についてお話ししていきます。
はたして戸別収集とは何なのか?第2回までは「戸別収集」とは何なのかを林がご紹介させていただき、ごみ減量対策課にバトンタッチしていきます。
それでは、さっそく話を始めます。
海外の映画を見ていると、家の前の道路に、家それぞれのごみ箱が置かれて、大きな車両がごみを収集(ピック)していく風景を目にしたことは無いでしょうか。
アメリカでは日本のようなクリーンステーション(ごみ集積所)が無く、自宅ごとにごみ箱を用意して、指定の収集日にごみ箱を道路まで出しておくと、大きな収集車が一軒ずつ回収してくれるという話を聞きました。ところ変わればごみの出し方も変わってくるものですね。
この各家庭のごみを道路に面した敷地内に出し、建物ごとに収集する方法を「戸別収集」と言って、実はこの日本でも、東京の多摩地域やお隣の藤沢市といった自治体が導入しています。
そして、実はここ鎌倉市でも――。
鎌倉市では2012年10月~2016年2月にかけて、山ノ内、鎌倉山、七里ガ浜の3つの地域で、ごみをおウチの前でピックする「戸別収集」の効果を検証するために、モデル事業として「戸別収集」が実施されたこともあるのです!
このモデル事業のあと、まだ本市では運用されていませんが、今年4月には市役所内に戸別収集を専門とした担当者が配置され、導入に向けた本格的な検討が始まっています!
次号では、「なぜ、今、ごみをおウチの前でピックする『戸別収集』を検討しているのか」その理由について、戸別収集の事業を担当する中澤課長に話を聞いてみます。