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新造船の初お披露目!

新船が鎌倉の海を走る

こんにちは、農水課の水産スタッフです。

鎌倉漁協の漁師さんが船を新しくしたとのことで、進水式に行ってきました!

気持ちの良い快晴!

進水式とは、海に浮かべてみんなに新船を披露する式典のことです。当日は新船をお披露目するには打って付けの晴天、漁師さんたちなど船に関わる人が多く集まりました。
今回は、大盛況の進水式の一部をご紹介します。

新造船「三郎丸」のお披露目

新造したのは、鎌倉地域のシラスを獲る鎌倉漁協のはら みのるさんの船「三郎丸」です。造船所の愛知県から坂ノ下に来たそうで、祝い旗として送られる色鮮やかな大漁旗を掲げて鎌倉地域の海を周遊し、お披露目されました。

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大漁旗をなびかせている様子

鎌倉の海を3周回って安全を祈願

鎌倉地域の海で鶴岡八幡宮に向かって3周回っている様子

これは、神様に向かって円を描くように3周することで船の安全を祈るものです。この写真は、鶴岡八幡宮に向かって鎌倉の海を3周して豊漁や航行の安全を祈願しているところです。鎌倉の海で滅多に見られない光景にとてもワクワク。

愛知県から坂ノ下に入るまで、鎌倉だけでなく稲村ケ崎の方でも安全祈願で回られたそうです。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため実施されませんでしたが、本来は、塩やお酒を船にかけて清めたり、皆さんでお酒を飲んだりと盛大なお祝いを行います。

今回、進水式でお披露目された三郎丸は、これから鎌倉の海のシラスを皆様の食卓へ届けるために大活躍をしていきます。


今回、新船を披露する貴重な進水式の一部について紹介しました。
このように鎌倉では漁業者にまつわる式典・行事・催事がたくさんあり、古くから文化・風習として脈々と続いていきます。

今後も、この文化・風習を絶やないためにも、安全に漁業を続けられる環境を整えることが重要ですね。





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